歴史の余白

内外の埋もれた歴史を再発見するブログ

2014-09-06から1日間の記事一覧

私家版松平徳川実紀(連載第23回)

二十六 徳川慶喜(1837年‐1913年) 徳川慶喜は本来は水戸徳川家の当主・徳川斉昭の七男として生まれたが、12代将軍家慶の命により一橋家の養嗣子となり、一橋家当主を継いだ。英明の評判の高かった慶喜は最終的に将軍に就任する以前、二度将軍候補…

私家版松平徳川実紀(連載第22回)

二十五 松平容保(1836年‐1893年) 松平容保〔かたもり〕は、元来尾張藩支藩の美濃高須藩主の六男として生まれたが、かつて2代将軍秀忠の庶子保科正之が興した会津松平家の養嗣子となり、会津藩主を継いだ。血統上は水戸徳川家から高須藩主家を養子…