歴史の余白

内外の埋もれた歴史を再発見するブログ

土佐一条氏興亡物語

土佐一条氏興亡物語(連載第3回)

三 公家大名・土佐一条氏の誕生 土佐一条氏が、公家から大名に転化していったのは、土佐に疎開した一条教房が現地で晩年にもうけた次男房家の代以降である。彼は教房疎開中の土佐疎開中の文明七年(1475年)、父が50歳を過ぎてから、地元土豪の娘との…

土佐一条氏興亡物語(連載第2回)

二 中村小京都の建設 応仁の乱の際、京都の公家一条氏が土佐に疎開してきた経緯は初回に述べたが、一族の荘園であった幡多荘は古代には波多国造の支配地であり、古代以来、土佐の中心地として拓けていたと見られる。とはいえ、農村にすぎなかったこの地を小…

土佐一条氏興亡物語(連載第1回)

一 土佐一条氏前史 「小京都」と呼ばれる景観都市が全国に多数散在し、一定の条件を満たした全国の40を越える小京都で構成される「全国京都会議」という準公式団体すら存在する。同団体に加盟していない自称・他称の小京都まで含めれば小京都の数はもっと…